あがり症は、主に人と接する上で、極度の緊張状態、赤面、手の震えなどの状態が表面化します。あがり症に悩む本人にとっては、深刻な症状であり、何とか治療、対策を講じたいと考えています。さまざまな場面に遭遇してもリラックスして話す、行動する、そんな方法や対策は、心理面から認知療法やエクスポージャー法など多くの療法が用意されています。薬物療法としても、インデラルなど、あがり症対策として注目を集めている治療法があります。

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あがり症にインデラルが効果あり?

インデラルという薬をご存知でしょうか?

現在、あがり症に効果があるということで、主にインターネット上の個人輸入代行者の販売が賑わっています。あがり症を克服したい人にとっては、インデラル、関心のある薬ではないかと思います。

しかし、関心があると同時に、次のような疑問や不安も湧くのではないでしょうか?

▼インデラルという名前は聞いたことがあるし、あがり症に関係があることも漠然と知っている
▼だけど薬なのに、ネットでの購入で大丈夫だろうか?
▼あがり症への効能は本当にあるのだろうか?

そんな方のためにインデラルについての簡単なご説明をしておきたいと思います。

このインデラルという薬は、β遮断薬とかβブロッカーと呼ばれています。インデラル(βブロッカー)は、もともとは高血圧、不整脈、狭心症などに処方される薬でした。

しかし、インデラルは、1960代に心理面に対する効果について研究され、あがり症など社会不安を克服することが証明されました。現在では、動悸や震え、口の渇きや発汗などのあがり症を克服する薬として使用されるようになっています。

インデラルの働きを簡略化すると次のようなプロセスになります。

私たちヒトの交感神経には2種類の受容体(レセプター)があります。α(アルファ)とβ(ベーター)の2種類です。

私たちが興奮すると分泌されるホルモンに、アドレナリンというものがあります。アドレナリンが、α受容体と結合すると、末梢血管の収縮、血圧の上昇、散瞳、腸管の弛緩などが体内で引き起こされます。

一方、アドレナリンがβ受容体と結合すると、末梢血管の拡張、心拍数と心筋収縮力の増加、冠血管拡張などが引き起こされます。これをβ作用と呼んでいます。

インデラル(βブロッカー)は、β受容体と結合してβ作用を打ち消す働きをします。その結果として、心拍数の減少、心筋収縮力の減少、血圧低下などの作用があります。この作用により、インデラル(βブロッカー)は高血圧、不整脈、狭心症などのときに処方されてきたわけです。

上記のような効能は、あがり症で表面化する症状を打ち消す効果と、重なり合う部分があるわけですね。

現在、あがり症へのインデラルへの評価は高まっていますが、海外での取り扱いはさまざまの模様です。たとえば、アメリカでは音楽家やプロスポーツ選手の使用など一般化されているものの、フランスでは、「一時的に動悸や心拍数などに障害が発生した場合」などに使用が限定されています。

インデラルのインターネットでの購入については、直接薬事法に抵触するわけではありませんが、万が一、事故が起こった場合のサポートをどこかに期待することはできません。つまり自己責任において、判断するしかないというのが実情です。

当サイトとしては、インデラルが、本来は医師の処方が必要な薬剤であることを考えると、あがり症克服の目的のためとはいえ、やはり処方や用量等を含めて適切な医療機関に相談することをおすすめしたいと思います。

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