アレルギー検査(アレルゲンを知る)

私たちを悩ますアレルギーを治すには、まずは原因を知ることが対策の第一歩といえるでしょう。そのためには、自分自身に起こるアレルギー症状というものをよく見極めておくことが必要です。

次に対策として、自分の周りからアレルゲン(抗原)を除去することによって、症状を緩和する方法をとります。

たとえば、アトピー性皮膚炎などのように、アレルゲン(抗原)となるカビやダニ、ホコリ、汚染大気、ペットなどを生活環境から除去する対策を打ちます。それによって皮膚炎を起こす原因がなくなるので、症状が緩和されることになります。

また花粉症のように、自分にとって免疫反応を起こす花粉の種類と時期を知ります。それによって、マスクやメガネでガードをし、薬をあらかじめ処方することで、症状をかなり緩和することが出来ます。

このように、アレルギーへの対策を打つには、自身のアレルゲンを知るための検査をすることが第一歩となるわけですね。

●アレルギー検査には大別して3種類の検査があります。血液検査、皮膚テスト、除去・誘発テストという検査項目です。

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▼血液検査

まず、血液検査は少量の血液を採取して、血液中のIgEと好酸球の値を調べます。それほどの傷みもなく、比較的短時間で終わります。血液検査は、アレルギー体質であるかを調べるときにも有効ですが、ダニやペットなどのアレルゲンが予想されるときにも調べることが出来ます。

▼皮膚テスト

次に皮膚テストですが、これにはブリックテストといって、皮膚の表面を軽く傷つけ、そこに少量の抗原液をたらし反応をみるという検査です。またスクラッチテストというのも皮膚に5ミリほどの引っかき傷を作り、ブリックテストと同様に傷口に抗原液をたらし、反応をみます。

どちらの検査も傷みが少なく、リスクも無く、子供でも行なうことの出来る検査です。しかし、ブリックテストやスクラッチテストで明確な反応が出なかった場合に限って、皮内テストという検査をします。皮内テストは、少量の抗原液を直接皮内に注射して、腫れや赤みの様子をみるという検査です。

また化粧品や薬品アレルギーを調べるときには、パッチテストといって、ガーゼや絆創膏などに抗原を塗りつけ、皮膚にはって反応をみるという検査方法です。ただバッチテストは、24時間~72時間と判定に少々時間がかかります。

ちなみに血液検査と皮膚テストは同時に行われることが多いようです。

▼除去誘発テスト

除去誘発テストとは、主に食物アレルギーを調べるときに用いる検査方法です。これが原因ではないかと予想される食物を摂取せずに、一定期間様子を見てみます。それにより、症状が緩和すれば、今度は逆に摂取してみるといった方法で、対象者のアレルゲンとなる食材を限定していくわけです。

検査は皮膚科や内科、耳鼻科などでしてくれますが、最近では自宅で行なうのも可能になりました。アレルギー検査のできるキット等は、通販でも入手できますので、自宅で手軽に検査ができるわけですね。これらの検査は、比較的簡単かつ安全に行えるので、自分自身のアレルゲンを知るためにはよい方法といえるでしょう。

ただし薬物アレルギーや喘息の誘発テストなどは、リスクが伴なうこともあるので、病院での検査、または入院が必要となることもあります。

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