アレルギー食品にご注意
アナフィキラシー・ショックという言葉をご存知でしょうか?
このアナフィキラシー・ショックというのは、ある特定の食品を食べたときなどに起こるアレルギー反応のことです。ある特定の食品による痺れや血圧の低下、呼吸困難を引き起こすこともあり、死に至る場合も少なくありません。アレルギー食品に要注意です。
アレルゲン(抗原)となる食品の摂取によって、アトピーや喘息など他のアレルギー症状を引き起こすことも多々あります。
アレルギー食品の代表的なものとして、次のような食材が挙げられます。
・蕎麦・小麦・卵・牛乳・大豆・海老・蟹・豚肉や鶏肉・サバや牡蠣などの肉類や魚介類
これらのどの食品がアレルゲンとなるかは、人によって違いがあるため、アレルギー検査などによって、品目を限定しておくのが良いでしょう。
また食材そのものではなくとも、食品に含まれる脂肪自体がアレルギー症状をひき起こす場合もあります。
脂肪は脂肪酸で構成されていますが、肉類に含まれる脂肪酸のひとつ「アラキドン酸」はアレルギー症状を引き起こす原因となるのです。このアラキドン酸は、必須脂肪酸でもあり、ひまわり油・コーン油・サフラワー油などのリノール酸(多価不飽和脂肪酸)から体内に取り入れられ、合成されます。
食生活の中で揚げ物のメニューが多くなると、症状を引き起こすアレルギー食品を知らず知らずに摂取してしまうことがあるわけですね。
一方、アレルギー食品ではなく、アレルギー症状を緩和する食品もあります。
たとえば、サバやイワシ・マグロなどの魚類に含まれる「EPA(エイコサペンタエン酸)」は、同じ脂肪酸であっても、アレルギー症状を改善させると言われています。
脂肪酸が一方的に悪役であるというわけではなく、一定比率のバランスを保っているときに、アレルギーを緩和させる効果があります。つまり、アラキドン酸とエイコペンタエン酸が、体内の血液中に1対1くらいの割合であるとき、アレルギー症状に対しては改善効果があるようです。
またアトピー性皮膚炎には、r-リノレン酸・DHA・ビタミンなどが効果的です。アレルギー喘息には、DHAやエイコペタン酸・亜鉛・βカロチン・ビタミンなどが改善効果を認められています。
アレルギー対策は、アレルギー食品の認識だけでなく、改善効果のある食材、さらには脂質や成分なども知っておくと役に立ちますね。
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