アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)の治療
アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)の治療には、その目的にあわせて薬が使い分けられます。免疫や炎症を抑えるためには、ステロイド薬や免疫抑制薬(タクロリムス)などの外用の塗り薬が使われます。また痒みを抑えるためには、抗ヒスタミン薬などの飲み薬を服用したりもします。
しかし、いずれの薬にもそれぞれに副作用もあり、長く続けてもそれほどの効果が認められないなど、人によって薬が必ずしも効果的な治療法ではない場合もあります。
薬以外でも、アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)の治療には、当帰飲子や十味敗毒湯・消風散などの漢方薬、または煎茶など、食事療法も用いられています。
しかし、アトピーは原因そのものが遺伝的な体質による場合も多く、まだまだ解明できない部分があり、誰にでも共通した有効な治療法が見つかっていないのも事実です。
乳幼児期に発症したアレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)が成人しても全く治らず、つらい症状を抱えたままの人もいれば、12歳~15歳ごろには全く完治したという人もいるのです。また薬剤や食事療法では効果が無かったのに、温泉の水で症状が治まるという例もあります。
温泉がアレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)に効果的であるのは、酸性水が一役かっているためです。温泉には、一般にアルカリ性と酸性の温泉水がありますが、アトピーの治療によいのは、酸性の温泉です。酸性水には殺菌作用があり、皮膚炎でジュクジュクした症状を治すには酸性水で洗うのがよいと言われています。ちなみに、普通の家庭の水道水には塩素が含まれており、皮膚炎には良くないのです。
アレルギー性皮膚炎(アトピー性皮膚炎)の治療に免疫は大きな関係がありますが、そこでも体質の酸性度を変えることの重要性が認められています。アルカリ体質は、メンタル的な部分でも楽観的であったり、前向きである場合が多く、免疫力や自然治癒力を高め、アレルギー症状の改善に効果があるわけですね。
