睡眠相後退症候群について -2




人間は、体内時計により、もともと約24時間のリズムで生活するように出来ています。しかし、このリズムは、さまざまな環境因子で毎日少しずつ修正されているのです。

たとえば、朝早い時間に太陽光に当たれば、そのリズムは短くなります。逆に、夜遅くに日の光に当たれば、リズムは長くなるのです。そして、昼前後に光に当たっても、あまりリズムの変化はありません。そのため、部屋が明るい中で、夜遅くまでテレビを見て、翌朝には寝坊してしまい、陽光に当たるのが10時頃となったら、体内の時計は確実に遅れてしまうということになります。

健康な状態ならば、多少夜更かししても、次の日に早起きすれば、また体内時計を進めることができます。つまり自動修正して、正しい24時間のリズムに調節することが出来るのです。24時間の生活リズムが乱れて、それが悪循環になっている場合は、その悪循環の連鎖をどこかで断ち切らなくてはなりません。

最も理想的なことは、悪循環をリセットする日を設け、その期間は早寝早起きをすることです。そして、その期間は1時間ほど太陽の光を浴びるようにします。リセットできたら、その後の注意点は、極力規則正しい生活を心がけ、また悪循環に陥らないようにすることですね。


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