イチョウ葉で介護が不要になった人も多い
体の中で最も大量に血液を必要としている脳には、すみずみまで微細な血管が張り巡らされ、毎分700ミリリットルもの血液が流れています。
この血流が不足してくると、たちまち脳の働きは低下します。また脳梗塞によって血流が途絶えると、脳細胞が死滅し、言語障害や体のマヒ、さらに重度の認知症が現われたりします。
こうした状態を防ぎ、脳の働きを活発に保つためには、血流を促すことが肝心です。そうした観点から、最近、世界各国で注目されているのが、イチョウの木の葉です。
イチョウの木は2億5000万年ほど前に地球上に出現したといわれており、昔から生命力が旺盛なことで知られています。ヨーロッパでは中世のころから、イチョウ葉がさまざまな薬効を持つハーブ(薬用植物)として用いられてきました。
20世紀に入ると、科学的な研究が進み、イチョウ葉には約30種類ものプラボノイド(植物色素成分)をはじめ、脳の血流を促す成分が豊富に含まれていることがわかりました。
そして、1960年代にはドイツ(旧西ドイツ)で、始めてイチョウ葉から抽出されたエキスが医薬品として採用されたのです。以後、脳梗塞の後遺症や脳血管性認知症などの治療薬として、あるいは物忘れやボケを予防する栄養補助食品として、イチョウ葉は世界40カ国以上で愛用されています。
脳の血流をぐんと増やし、物忘れもボケも強力に退ける「イチョウ葉」は欧州では医薬品として扱われています。ちなみに日本では、栄養補助食品としての扱いとなっています。
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