物忘れが運動3日目で回復した例
《3種の指運動を始めたら、すぐに家電製品の消し忘れがなくなり、家事の能率もよくなった》
60歳の主婦Yさんは、最近物忘れが目立って増えてきたことに悩んでいました。
「何か一つのことをやっていて、それが中断されると、それまでやっていたことを忘れてしまうのです。洗濯をしている最中に電話がかかってきて、話し終わったときには洗濯をしていたことをすっかり忘れ、翌日まで洗い物を洗濯機の中に入れっぱなしにしていたこともあります」
そのほか、テレビやエアコンをつけっ放しで外出したこともよくあった、といいます。また、知人からお土産にもらったケーキを冷蔵庫にしまったことを忘れ、賞味期限が過ぎてから思い出したこともあるそうです。
「これくらいなら笑い話で済まされますが、そのうち、鍋を火にかけたまま外出して、火事でも起こすのではないかと不安になりました」
そんなとき、Yさんは、物忘れの解消に効果があるという指運動のことを雑誌で知りました。これなら手軽にできると思ったYさんは、早速、三つの指運動をやってみることにしました。
すると、「グーパー運動」はすぐにできたものの、「指曲げ体操」と「指そらし」は初めはうまくできなかったそうです。
「でもリラックスして指の一本一本に気持ちを集中させて何回かやったら、その日のうちにうまくできるようになりました」
Yさんは、三つの指運動を、朝の家事が一段落したときに行うようにしたそうです。全部やっても、時間は3~5分程度です。指運動をやると、手先から腕、頭のほうまで温かくなり、血行がよくなったことを感じたそうです。
こうして指運動を始めて3日目、Yさんは家電の消し忘れがなくなったことに気がつきました。
「物事を順序立てて考えられるようになったというか、この部屋はまたすぐに使うからエアコンは消さないほうがいいとか、この廊下はしばらく通らないから明かりはしばらく消したほうがいいとか、そういったことがすぐに頭に浮かぶようになったのです」
その後は、やり始めたことを途中で忘れることもなくなり、掃除や洗濯、家の整頓など、複数の家事を同時にこなせるようになりました。食事の支度も、いくつかの料理を手際よく同時に作れるようになり、家事にかける時間が大幅に短縮されたといいます。
「物忘れがいどくなってきたときは、自分が一気に年をとってしまったような気がしたのですが、最近は、むしろ以前より若返ったように感じます。これも指運動のおかげですね」
そう話すYさんは、今も指運動を欠かさず行っているそうです。
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