記憶力の長期定着は反復すること
皆さんは、曲芸のひとつ「皿回し」を見たことがあると思います。棒の先に乗せた皿を1枚、2枚、3枚と回していくのですが、5枚目くらいになると1枚目の皿がグラグラと落ちそうになってきます。
すると、1枚目を再度回して6枚目、2枚目を再度回して7枚目へと進んでいきます。
実は、この皿回しは、そのまま暗記術として応用できます。
勉強したことをなかなか暗記できないのは、覚える回数が少ないこと、そして、一度覚えても、そのまま放置してしまうこと、この2点です。
しかし、複数の覚える対象を皿回しのように扱えば、確実に暗記できるのです。たとえば、漢字を10個覚える方法を考えてみましょう。
①10個の漢字をそれぞれ20回ずつ書き、合計200回書いて終わる。
②10個の漢字をそれぞれ5回ずつ書き、また最初の漢字に戻って5回ずつ書く。これを2度繰り返す(合計200回)
この場合、確実に暗記できるのは②です。なぜなら、記憶が薄れているところへ、皿回しの要領で反復して覚えることになるからです。
皿回し暗記術は、ほとんどの科目に応用できます。教科書や参考書は、何度も繰り返して音読しましょう。問題集も1回だけ使って放置するのではなく、ボロボロになるまで繰り返しやるようにします。
重要なのは、皿回し暗記術をやれば覚えていないものが何か分かるので、今度はそれを集中的に覚えること。こうして得た記憶は、いつまでも頭の中に留まるのです。
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