水虫と似てるけど水虫ではない皮膚病
水虫だと自分では確信していても、実際には全く違う皮膚病であるケースも多々あります。
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ここではそんな水虫と症状が似ていながらも、全く別の病気について、どんな症状があるのかをご紹介しておきたいと思います。
【接触性皮膚炎】
この皮膚炎は、俗にいう「かぶれ」と呼ばれる症状で、足が何らかの刺激を受けることにより、皮膚が赤くなって腫れてしまう症状のことです。
この接触性皮膚炎には2つの種類があり、それは「刺激性皮膚炎」「アレルギー性皮膚炎」というものです。「刺激性皮膚炎」は毒性がある植物や、毒性がある動物等に触ることによって起こる皮膚炎です。「アレルギー性皮膚炎」は金属等特定された物質に触れると起こってしまう皮膚炎です。
【掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症】
「しょうせきのうほうしょう」と呼ばれる症状で、多数の膿疱が手の平、足の裏など左右対称に出来てしまう症状で、その膿疱が赤みを帯びてきて痒みを伴うところが水虫と似ているところです。
この症状は時間の経過とともに、角質が剥がれ落ちるような感じで、皮膚がボロボロ、ガサガサになってしまいます。症状的には水虫と似ているのですが、違うところは膿疱自体に菌が無いので、人に感染しないということです。
【皮膚カンジダ症】
水虫は白癬菌が感染することによって起こる病気ですが、皮膚カンジダ症は水虫と同じようにカビの一種であるカンジダ菌が感染して起こる病気です。
この病気ができる場所は腋の下や、指の間、陰股部など、比較的高温多湿の場所に出来てしまうという性質を持っています。
痒みはそれほど強くないため、あまり気にはならないと思いますが、例えば指の間に出来てしまうと、白っぽくふやけたような感じになるために見た目では水虫と区別がつきません。
症状が水虫に似ている分、注意する点も似ていて、ステロイド系の薬を使うことは絶対に避けて下さい。でないと症状が悪化してしまう可能性があります。
【汗疱性湿疹(かんぽうせいしっしん)】
「かんぽうせいしっしん」と呼ばれ、俗に「あせも」とも呼ばれています。痒みが症状として現われ、皮膚上に水泡がたくさん出来てしまいます。
この症状が出る人は汗をたくさんかく人、新陳代謝が良い人など、特にお子さんに多く見られます。水泡のできる感じが水虫と似ていることから、この症状も水虫と間違われてしまうことが多いようです。
また外用薬には水虫には使ってはいけないステロイド系のものを使いますので注意が必要です。
このように、おのおのが一見水虫と間違えそうな症状を持っていますが、全く異なる種類の病気だということを認識していただきたいと思います。つまり、素人判断ですぐ水虫と判断してしまい、市販の薬をすぐ購入したりせず、足に水虫みたいな症状が出たら、まず専門医に診てもらってください。そして、早めに適切な処置を施してもらうようにしましょう。
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