関節リウマチの症状の強さを知るために

【新しい検査指標:DAS】

関節リウマチの症状の強さを知るために、医師による関節の評価、患者さんの自己評価、血液検査の結果を組み合わせた総合的な指標が最近よく使われるようになってきました。

DAS(Disease Activity Score)と言われるものです。DASの数値によって、関節リウマチの症状がどれくらい強いのかを具体的かつ客観的に知ることができます。

DASは日々変動しますが、症状が落ち着いているほどDASの数値は小さくなります。また、症状の強さのほか、治療前後のDASの数値を比較することで治療効果をみることもできます。

【DASの測定手順】

(1)医師が関節の評価をします
手、肘、肩などの関節を触診します。

・圧痛関節数:おさえたときに痛みのある関節の数

・膨張関節数:腫れている関節の数

(2)患者さんが全身の状態を自己評価します(全般評価)
VASを使って、ご自身の体調がどれくらいかを自己評価します。

・VAS(visual analog scale):100mmのスケール上で、0を体調がよい(症状なし)、100を体調が非常に悪いとした場合、どのあたりになるか患者さんに示してもらうものです。

(3)血液検査をします(赤沈またはCRP)
血液を採って、赤沈またはCRPで炎症の程度を測ります。

・赤沈:赤沈は赤血球沈降速度の略で、炎症の程度とよく相関します。

・CRP:CRPが陽性のときは、全身性の炎症が存在することを意味します。赤沈と同じく、炎症の程度とよく相関します。

(1)(2)(3)の結果をもとに、医師が計算してDASを求めます。

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