関節リウマチの薬物療法

関節リウマチの痛みのうち、炎症による痛みと、増殖した滑膜による痛みを抑えるには、基本的に薬物療法を行ないます。

現在の薬物療法の中心的な薬剤には、抗リウマチ薬(DMARD)、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)、そして副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)などがあります。さらに最近では、生物学的製剤と呼ばれる薬剤が使われるようになりました。

まず抗リウマチ薬では、関節リウマチの炎症を根幹の部分で抑えます。それでも残ってくる腫れや痛みには、非ステロイド性消炎鎮痛薬を用います。

そして、長い治療経過中に起きる強い炎症のピーク期には、副腎皮質ホルモン薬を用いるのが原則です。

従来は、副作用が少ない薬から用いて、効果が不十分のときには徐々に強い薬を用いる方法が一般的でした。近年では、まず切れ味のよい薬で抑えて、徐々に長期間使える副作用が少ない薬に置き換えていくという方法を選ぶ医師も増えてきています。

《その他の関節リウマチ治療》

薬物療法以外の関節リウマチ治療が行なわれることがあります。

▼血漿交換

患者さんの血液から血漿をとり、健康な人の血漿あるいは、血漿の代用液を体内に戻す方法。

▼免疫吸着療法

血液をいったん外に循環させ、ろ過または吸着剤などを用いて異常な免疫物質を除き、きれいになった血液を元に戻す方法。

▼白血球除去療法

免疫吸着療法と同様の方法で白血球の一部を血液中から取り除く方法。

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