自己破産のメリット・デメリット

多重債務など大きな借金を抱え込んでしまったら、必ず頭をかすめるのは「自己破産」のことです。

何とかこの苦境から脱したい。しかし、自己破産してしまったら、確かに社会的な制限が加わることが多いし、何より失敗者の烙印が押されたような、いわば社会から脱落したイメージが大きいかと思います。

しかし、本当の意味での社会からの脱落は、自らの死を選ぶことでしょう。そんな最悪の選択をするくらいならば、まだ自分を再生させる方法はいくらでもあります。そのうちのひとつが「自己破産」という再生手段ですね。

借金を整理する方法は、一概に自己破産だけとは限りませんが、最も一般的な認知度のある借金整理のための法制度が自己破産、ということになるでしょう。

自己破産という債務整理には、当然ながらメリットとデメリットがあります。それらについて、下記のように列挙しますのでご参照ください。

【自己破産のメリット】

▼債務が解消され、借金返済の義務がなくなります。
▼弁護士などの専門家への依頼により、債権者からの取り立てがなくなります。
▼家財道具など日常生活に必要なものを手放す必要はありません。
▼住民票や戸籍に破産の事実が記載されることはありません。
▼自己破産を理由として、会社を退職する必要はありません。
▼選挙権が喪失することはありません。

【自己破産のデメリット】

▼借金免除が決定するまでは、一定の職業に従事することができません。
▼官報に名前や住所が掲載されることになります。
▼本人名義の家屋や車両等は、手放さなければなりません。
▼ブラックリストに登録されるので、数年間、カードでの買い物等はできません。
▼数年間は、クレジットカードの利用や新たな借金を作ることはできません。


よく理解していないと「自己破産」への抵抗感ばかりが大きくなり、正当な判断を曇らせるかもしれません。自己破産によるデメリットは、想像していたほど大きくないのではないでしょうか。

どうしても借金が支払えなくなり、最悪の選択に心が傾くような場合には、早速専門家に相談して、1日も早く適正な手続きをしましょう。

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