歯列矯正は、子供ばかりでなく、成人、大人も対象とする歯科治療です。メスを使わず、歯並びを適正化する治療として、今注目を集めています。歯列矯正の費用や治療期間、開始時期など、基本的な情報や治療の専門医選びなどの参考情報をお知らせします。

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歯列矯正の費用はどれくらい?

歯列矯正とは、歯並びの悪さを改善する治療のことですが、治療となるとまず気になることは、費用、治療費のことでしょう。

歯列矯正の費用は、「保険の場合以外は」、自由診療制になっており、各医院ごとに自由な料金設定で運営しています。その料金の設定の仕方には若干の差がありますが、だいたいの目安を認識しておけば、判断の目安になろうかと思います。

※「保険の場合以外は」と前記しましたが、保険が適用される場合があり、それは次のようなケースです。
▼審美目的以外で、機能障害をともなう先天性の咬合異常の場合
▼外科手術をともなう顎変形症の治療の場合

これらの場合には、健康保険の適用が可能です。お子様、またはご本人がこのケースに該当するかどうか、あらかじめ担当歯科医と相談してみてください。

※また18歳までの子供の歯列矯正は医療費控除が受けられ、大人でも場合によっては医療費控除を受けられることがあります。


国立大学の付属病院では、日本全国どこでも同一料金であり、金属のブラケットという器具をつけて2年くらい治療すると、およそ70万円~80万円ほどの費用となります。(これは、状況次第で、使用する装置にもよりますが…)

私立大学付属病院、日本大学歯科病院の場合は、精密検査料プラス75万円以上、また別の私立大学付属病院の昭和大学歯学部附属病院では70万円プラス3000円×診療回数となっています。

また矯正専門の開業医は、大別して2種類の料金体系があります。

▼基本料金プラス調整量(100万円プラス5000×診療回数)
▼治療費の総額が決定されているシステム(120万円)

前者は治療期間の延長により料金が上がる場合もあり得ますが、後者は治療期間にかかわらず料金が定額になっています。

日本では、歯列矯正の料金の高さがよく言われているようですが、それではアメリカなどの歯列矯正の治療費はどうなのでしょうか?

アメリカの場合、130万円~150万円ほどが平均的な治療費となっています。東京で、口の表側から目立たないように治療した場合で、100万円前後が平均的な治療費になっています。

実際の平均的な料金を比較してみると、伝統的に歯列矯正の普及しているアメリカの料金と日本での料金がほぼ同じ程度か、やや安いという状況です。それを考慮すれば、日本での治療費は言われているほど高くはないのかもしれません。

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