多汗症にはリラックスが有効!

現在、多汗症になる原因には、ストレス・不安・緊張など、精神的なものが大きく関与しているものと考えられています。

となれば、その対策としては、ストレスを溜めないようにリラックスすることが何より大切なことです。

このように言ってしまえば簡単なことですが、当の本人にとっては、リラックスすることが難しいのですね。

ストレス・不安・緊張が原因となって汗をかくことを精神性発汗と呼んでいます。ストレスを感じると、自律神経のバランスが偏ってしまい、交感神経の方が優位になってしまいます。その結果、発汗作用が促進されてしまうのです。

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身体と心が正常を保っている状態では、交感神経と副交感神経は適正なバランスを保っています。しかし、なにか自律神経に影響があると、どちらかに偏ってしまいます。交感神経に偏った場合には、ホルモンや分泌物の促進作用が機能します。副交感神経に偏った場合には、それらが抑制される作用が機能します。

だから、身体と心を通常状態に保つには、自律神経を整える必要があるわけです。そして、自律神経を整えるためには、リラックスできる生活環境を基本に考えた方がよいのです。

とはいいながら、現代社会では、ストレスから全く開放された生活は無理だと思います。そこで、なるべくストレスを発散できるようなこと、たとえばスポーツやカラオケ、アロマテラピーなどに頼ることも必要な心がけかと思います。


汗をかいてしまうと、つい反射的に嫌だなぁと感じますよね。でも自律神経というのは自分ではコントロールできないものです。嫌だなぁ、汗よ止まれ、と思っても汗は止まりません。却って、汗をかいてはいけない、汗をかきたくないと思えば思うほど、そのことでのストレスや緊張によって、余計に汗をかいてしまうという皮肉な結果になります。

こんなときには、少し気持の切り替えが難しいかもしれませんが、「汗をかいてしまったけど仕方ない」と開き直ってしまうことが効果的です。気持ちの切り替えは、最初は馴染めなくても、しばらくその気で続けていれば習慣的にそちらに傾くことが多いのです。

精神性発汗は、気にしすぎや考えすぎが原因で起こることが多い症状です。性格的なものだからなかなか直すことは難しいと考えるのは先入観に過ぎません。少しずつ心の習慣を変えていくのは不可能なことではありません。

それでも、どうしても切り替えが不可能だと考えたならば、一度心療内科などに相談してみるという方法もあります。とにかく何も方法はないわけではないのです。リラックスできる状態をつくってみましょう。

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