うつ病のタイプ・種類

《いろいろなうつ病があります》

うつ病には次のようにさまざまなタイプがあります。

▼仮面うつ病

心の症状はそれほど目立たず、身体の症状が前面に出てきます。憂うつな気分が少ないために、うつ病と分かりにくいのが特徴です。

▼老人性うつ病

高齢者では身体の衰えに喪失体験などのストレスが加わって、うつ病になりやすいと言われています。身の置き所がない、物覚えが悪くなったといった不安感や焦燥感が強く出たり、身体の症状が全面に出たりすることもあります。

▼躁うつ病

愉快で爽快な躁の気分が続く躁状態と、憂うつな気分を繰り返します。躁状態のときは、気持が高揚して自信に満ちており、一見回復したようにも思われるため、なかなか病気と気づかれません。

▼慢性的な病気とうつ病

糖尿病や高血圧、リウマチなど慢性的な病気は、治療や日常生活の管理などがストレスとなって、時にうつ状態を伴なうこともあります。そして、多くの場合、「最近、元気がないのは病気だからしかたない・・・」と片付けてしまいがちですが、うつ状態をそのままにしておくと、糖尿病や高血圧など基礎疾患に対する治療意欲の減退につながります。憂うつな気分や落ち込みが気になったら、担当の医師に相談し、早めに対処することが大切です。


▼女性のうつ病

調査によると、女性は男性の2倍うつ病になりやすいと言われています。それは、月経(女性ホルモン)と関係していて、女性特有のストレスを感じやすい月経前、妊娠・出産、子育て、更年期は症状が出やすくなります。

・月経前症候群(月経前緊張症)

月経の10日前くらいから、イライラする、落ち着きがない、うつ状態が現われるといった症状があります。慢性的に続くと、生活に支障が現われるようになります。

・産後うつ病

産後2~3週間以降にイライラするなどの精神症状が現われます。また、だるさや頭痛などの身体の症状だけが強く現われることもあります。

・更年期うつ病

閉経前後、卵巣機能の低下によって、女性ホルモンの分泌量が減少するため、自律神経失調症状が現われます。憂うつになったり、落ち込んだり、心の変調も現われます。

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