うつ病、よくある質問
■不安とうつの関係
うつ病患者さんは、「うつ病と類似した心の病気」で述べたパニック障害や強迫性障害、社会不安障害、全般性不安障害などの不安障害を併発しやすいと言われています。
また、逆に不安障害を持つ患者さんにうつ病が併発することもあります。
このように、うつ病と不安障害が併発しやすいのは、脳内神経伝達物質、セロトニンの調整に障害がおこるという共通の要因があるためと言われています。
これらの不安障害で思い当たる症状があれば、医師に相談してみましょう。
うつ病の初期、またはうつ病のような心の状態にあるときの、よくある質問とお答えを下記のように挙げておきたいと思います。
Q&A
Q1:うつ病かもしれないと思ったら、何科にかかればよいですか?
A1:うつ病を専門に診ているのは、精神科、神経科、心療内科などで、総合病院、個人のクリニックなどさまざまな医療機関にあります。まずは、かかりつけの医師に相談することをお勧めします。
Q2:うつ病を治療していることを知られたくないのですが、大丈夫ですか?
A2:保険業務を行なう社会保険事務所や健康保険組合には、秘密を守る守秘義務があり、個人情報がもれることはありません。医療機関側も患者さんの事情を配慮して、どうしても心配な場合、受付で「保険証に医療機関名を書かないでください」と申し出れば安心です。
Q3:受診したいのですが、妊娠中(授乳中)でも大丈夫でしょうか?
A3:まず受診してみることをお勧めします。受診時に必ず「妊娠中である」「授乳中である」ことを医師に伝えてください。妊娠3ヶ月までは、お薬を飲まずに治療をすることが多いようです。その後は、お薬の種類や量を調整しながら治療していきます。出産をあきらめなければならないわけではないので、安心してください。
Q4:医療機関を受診したいのですが、何か準備することはありますか?
A4:受診するのに特別な準備は必要ありません。肩の力を抜いて、気軽な気持で受診しましょう。日ごろから気になることを書き留めておき、どのような症状がどのように現われるかを医師に伝えるようにしておくと、受診の際、役に立ちます。自分でまとめるのが大変な場合は、家族の方に手伝ってもらうとよいでしょう。もし既に医療機関に通院している場合は、投薬されているお薬を持参してください。治療の参考になります。
Q5:うつ病は再発することがありますか?
A5:うつ病は再発や再燃することがありますが、それには幾つかの理由があります。その中でも多いのが医療機関で処方されたお薬を自分の判断で服用を止めてしまったり、十分な期間きちんとお薬を服用しなかった場合です。再発を予防するためにも、医師の指示に従って、お薬はきちんと服用するようにしましょう。
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