躁うつ病のタイプ別治療法




躁うつ病のタイプには、単極型と双極型とがあることをご説明しました。そして、この二つの類型のうち、うつ症状が現われてくるのが、単極型のうつ病と双極型躁うつ病のうつ状態です。

この二つのタイプのうつ病、つまり、単極型うつ病の場合と、双極型躁うつ病の場合では、治療法に多少の違いがあります。そのタイプにふさわしい治療方法を選択する必要があります。

▼単極型うつ病の治療法として

かつて、うつ病に対する治療法として、電気ショックが用いられていた時代もありましたが、最近ではほとんどこれを用いることはなくなりました。現在では、抗うつ薬による薬物療法が主体となります。

特に用いられる抗うつ薬は、三環系抗うつ薬(さんかんけいこううつやく)のイミブラミン、アミトリピチリン、ノルトリプチリンという薬物です。また各症状によって、その他の薬を併用することがあります。たとえば、不安焦燥が強い場合は、抗不安薬が併用されるなどの処置をします。

また、電気ショック療法も、抗うつ薬の効果が認められない場合や、自殺の恐れがある場合に行われることがあります。

続きを読む

(C) 2012 うつ病の症状と抗うつ薬